3歳から6歳まで療育に通い成長してきた長男。
今回は療育探しに必要な情報収集の方法や見学のポイントをご紹介します。
長男
年齢:6歳 自閉症、中度知的障害
体の一部に感覚過敏や感覚鈍麻、睡眠障害、低緊張あり
情報収集
地域によってサポート体制に違いがあるとは思いますが、
まず保健師や相談員の方に、住んでいる地域の児童発達支援を行なっている療育の情報を聞いてみましょう。
そこで自分の子に合った療育先があるか確認します。
住んでいる地域以外も検討する
ある程度遠くても評判が良い療育先があるのなら、そちらも検討します。
遠い場合は送迎が行えない可能性が高いので、自力で通えるようなら選択肢に入れます。
母子通園か母子分離型
年齢が1歳〜2歳、または母子分離が不安な方は母子通園の療育先をオススメします。
母子通園はアプローチのかけ方や対応の仕方など、親も子供と一緒に学べることが最大のメリットです。
また同じ悩みを持ったママ達との交流も出来るため、情報交換や悩み事を共有しやすいです。
見学のポイント
ポイント①
- 場所
- 送迎の有無
- 預かり時間
お迎えの呼び出しがある可能性を考え、自力で迎えに行ける範囲の場所だと安心です。
また送迎があると朝にあまり時間に追われずに済むので、特に兄弟がいるご家庭には送迎有りの療育先がオススメです。
ポイント②
- 個別か集団か
- 言語聴覚士や作業療法士がいるか
- 先生1人に対して児童何人を見ているか
まず自分が「子供に何を学んで欲しいか」を明確にします。
先生にマンツーマンで指導して欲しいのなら個別、お友達との関わりを持たせ、一緒に活動をさせたいのであれば集団を選びます。
もし集団に入れたいけどなるべくしっかり見て欲しいといった希望があるのなら、
先生1人に対して児童何人を見ているかを確認します。
また言葉を増やしたいのなら言語聴覚士、日常動作を学ばせることを重点に置きたいのであれば作業療法士がいる療育先も検討します。
ポイント③
- 絵カードなど視覚から取り入れられる情報があるか
- 毎日行われるプログラムの内容
絵カードは視覚優位の子などに物事を伝えるための有効な手段なので、
教室内に絵カードが貼られている、または先生が子供達に見せているか確認します。
プログラムは毎日同じ活動ではなく、運動や感覚遊び、課題授業などが組まれているか見ておきましょう。
ポイント④
- イベント
- 外遊び
こちらについては保育園や幼稚園に通っていて併用して療育を使うか、療育一本のみかで判断基準が変わります。
療育一本の場合は、運動会や遠足、プールなどのイベントや外出がある療育先を選びたいです。
園庭付きの場所も普段から外遊びが出来るので、選択肢に入ります。
まとめ
長男の療育探しの経験から、可能であれば周りの支援者や同じ境遇のママ達から情報を得ることが重要だと感じました。
見学の際には気になることは全て質問し、自分の子に合い、楽しんで通える居場所を見つけられるよう願っています。


